みなさん、いままでお部屋を借りるときや家を買うとき、何を基準で選んでいましたか？私もそうなのですが、間取りや築年数、職場へのアクセスの良さといったところだと思います。しかし、これからは「地盤」を第一に選ぶことをおすすめします。3月11日の大震災、そして東海地方でもそう遠くないうちに大地震があるといわれています。そんないまこそ、地盤のしっかりしたところに住みたいもの。そこで、今回は地盤をチェックするひとつの指標として、液状化しやすい土地を簡単に調べる方法をご紹介。

まずは東京。東京都の液状化予測図がネットで気軽に見られることをご存知でしょうか？自分の住む場所を探すのには少し面倒なのですが、地図上でだいたいの位置が把握できていればラクに見つけられます。この液状化予測図ではピンク色の地域は注意しなければならない場所として表示されています。同じように横浜市や千葉県のホームページにも液状化マップが載っているので、部屋を借りたりする場合、その地域を一度調べておくといいでしょう。

すべての自治体の液状化マップがウェブで見られるものではないようです。恐らく埋立地があまりなく液状化の心配がないからだと思いますが、今回の震災でも内陸なのに過去に沼を埋め立てたところが液状化したというケースあるので、気になる場合は各自治体の防災担当に問い合わせてみるのがいいでしょう。

他にも、いざというときに備えて、標高や最寄りの避難所や給水所も把握しておくのが賢いかもしれませんね。